お知らせ

浜松商工議所では、7月8日同所において、第108回通常議員総会を開催し、平成24年度事業報告・収支決算案の承認、県市行政への要望など協議事項12件を審議し、承認されました。
冒頭、御室会頭から「地域の現状を客観的に分析し、関係機関と共に、多面的な連携の構築に努め、柔軟な発想と多くの知恵の結集により地域社会の持続的な発展を目指したい」と挨拶がありました。
当日は、同総会のほか、叙勲受章者・退任役員議員等の表彰を行いました。（表彰者は次のとおり）

叙勲受章者
旭日小綬章（弁護士業務功労）浜松商工会議所会員（岩本充司法律事務所）岩本充司　氏
旭日双光章（警察管理運営功労）元副会頭（元静岡県公安委員会委員長）石村和清　氏
旭日双光章（不動産業振興功労）浜松商工会議所不動産部会部会長（有限会社竹八不動産事務所代表取締役）竹田昌治　氏
旭日双光章（中小企業振興功労）浜松商工会議所会員（㈱花川エネルギーセンター代表取締役）萩 聰治郎　氏

褒章受章者
藍綬褒章（調停委員功績）浜松商工会議所会員（調停委員）稲垣公子　氏
藍綬褒章（社会福祉功績）浜松商工会議所会員（㈲ヤママツ代表取締役）大石 すゑ子　氏

退任役員（役員勤続6年以上または議員勤続9年以上）
浜松商工会議所常議員（16年）東海美装興業（株）取締役相談役　伊藤正志　氏

平成24年度事業報告総括的概要
わが国経済は、年末の政権交代を期にアベノミクスの「3本の矢」による景気回復基調となっているものの、TPPへの対応、産業空洞化など多くの問題・懸念が山積している。これに加え、26年度からの消費税増税、また少子化・高齢化、人口減少という構造的な要因による国内市場の収縮傾向が顕著となってきている。
浜松地域においても、景気回復の予兆は感じられるものの、円安による原材料の高騰など中小企業の経営環境は厳しく依然として先行きの不透明感は払拭できていない。
平成24年度浜松商工会議所では「環境変化への対応〜地域経済の活力維持・向上と地域企業のために〜」をスローガンに、将来に向けた政策要望活動の展開、次代の産業基盤醸成に向けた取り組みや各種会員サービス事業の実施、個別企業への巡回・窓口相談の充実など中小企業活動の支援を重点的に展開した。一方、地域や会員の期待に応えうる商工会議所となるべく、「浜松商工会議所憲章・職員行動規範」を制定した。