お知らせ
【報告】円滑化法後の事業戦略セミナー開催
2012年11月11日
浜松商工会議所は、平成24年10月30日(火)、同所で経営力強化セミナー「円滑化法後の事業戦略-資金調達に向けた計画立案のポイント-」を開催しました。
円滑化法とは、「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」の通称であり、モラトリアム法とも言われています。この法律には、中小企業などの借り手が、金融機関に対して返済負担の軽減を申し入れた際に、できる限り貸付の条件変更等を行うように努めることや、金融機関が他の金融機関や政府系金融機関・信用保証協会等とも連携し、条件変更等を行うように努めることなどが定められていますが、同法は平成25年3月末に期限切れになります。
しかし、現状では、中小企業を取り巻く経営の環境、金融の環境は極めて厳しいため、法律の期限切れ後に中小企業の経営・金融の環境が一層悪化する恐れがあることから、この期限切れに中小事業者がどう対処すればいいか、また、自社の営業力・交渉力をどう高めていけばいいかという課題を克服するために行ったものです。
講師の牛島邦秀氏(牛島経営財務コンサルティング代表)からは、金融円滑化法の期限切れ(H25.3.31 )後の金融環境がどうなるのか、金融円滑化法の期限切れに事業者はどう対応すればいいか、事業者は経営改善計画をどう策定すればいいのか、取引先や金融機関に対して自社の営業力・交渉力をどう高めるか、新規取引先に自社をどうアピールするかなど、資料や事例を交えて説明がありました。
【問合先】浜松商工会議所経営支援課
(TEL452-1115 )
E-mail:keiei@hamamatsu-cci.or.jp