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【報告】海外進出セミナー&個別相談会

2012年09月11日

海外進出は容易でなく、慎重に考えることが重要

浜松商工会議所をはじめ、JETRO静岡貿易情報センター・(公財)静岡県国際経済振興会・浜松市・(公財)浜松地域イノベーション推進機構で構成される浜松海外ビジネス支援協議会(会長:㈱ソミック石川 石川晃三代表取締役会長)並びに日本商工会議所では、8月7日(火)オークラアクトシティホテル浜松において、「海外進出セミナー&個別相談会~アジア市場への挑戦~」を開催し、34名が参加しました。
最初に、㈱フォーバル代表取締役会長の大久保秀夫氏を講師に招き「中小企業の海外展開の意義・必要性」をテーマに、日本市場とグローバル市場の変化や東南アジア市場の可能性についてセミナーを開催しました。 
大久保氏は「進出日系企業によるアンケート結果に基づいた中小企業の国際展開における重点課題は、1つ目に国際展開の関心は高いが、経験が無く、海外へ踏み出すことに躊躇する企業が多いこと。
2つ目に中小企業が担ってきた部材・中間財の輸出は、アジア・新興国の台頭や円高の定着もあり、大きな伸長は期待し難いこと。3つ目に海外進出後に撤退する企業の多くは、販売不振や現地パートナーとの不和などが指摘されており、事前調査が不十分であることが原因だ」と強調しました。
引き続き、㈱浜松マルキチ代表取締役会長の岡田俊二氏からは、同社がベトナムダナン市で現地法人を設立し、ウエディングドレスの製造機能を中国上海市から全面移管し、4年かけて日本で販売した実績について発表がありました。
岡田氏は「海外進出は容易ではない。失敗の連続であり、現地人と日本人の感覚は違う。進出を考えている方は、実際に現地へ行って目で確かめ、慎重に考えた方が良いし、進出時に撤退も考えていた」と当時の心境などについて語りました。
セミナー終了後には、個別相談会を開催し、中国でのファブレス企業の立ち上げ、ベトナムからの雑貨輸入などについて相談がありました。

【問合先】浜松商工会議所会員交流課(貿易担当)
    (TEL:452-1112 )
    E-mail:chiiki@hamamatsu-cci.or.jp

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