6月号)はままつ起業家図鑑 未来を拓く挑戦者たち「あずきのむら」
はままつ起業家図鑑 未来を拓く挑戦者たち
■ 長坂富美子
あずきのむら代表
農業・無人小売業:ユニバーサル農業を取り入れた参加型農業、農作物の生産・販売
2024年3月創業、浜松市中央区堤町
「農業で誰かの居場所をつくりたい。
実家の畑を生かして、私の次の夢を実現」
ユニバーサル農業とは、福祉の視点を取り入れた農業のあり方で、さまざまな事情や背景を持つ人に農業に参加する機会を提供し、生きがいの創出を目指します。長坂さんは、この考え方に出合い「自分のやりたいことそのものだった」と振り返ります。
看護師として働きながら、家業の農業を手伝っていた長坂さん。農業の高齢化や人の孤立に向き合いたいと、解決の糸口を求めて起業家カフェを訪れました。そこで県の農林事務所を紹介されたことから次々と人のつながりが広がり、ユニバーサル農業の取り組みを知りました。「これを自己実現の道標にしよう」と心に決め、起業家カフェで勧められた補助金を活用してホームページを整備し、現在は参加者の輪も着実に拡大しています。「社会との関わりが希薄になっている人が、元気を取り戻す一助となれば」と語り、今後は農作物の加工・販売も視野に入れながら、農業を通じて人がつながる場を育んでいます。
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長坂富美子 NAGASAKA FUMIKO
●1968年、浜松市生まれ
●大阪の看護専門学校を卒業後、浜松市内の総合病院に勤務。その後1年間の海外ボランティアを経て訪問看護ステーションに移籍し、子育てをしながら医療現場に長年携わる。2022年、農家である実家の畑を活用して、農業の高齢化や人の孤立の課題解決に向き合い始める。2024年、ユニバーサル農業を取り入れた「あずきのむら」を始動させた
●休日の過ごし方:飼い猫と遊ぶ
●好きな言葉:一期一会
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