12月号)はままつ起業家図鑑 未来を拓く挑戦者たち「パティスリーA・C・L」
■ 小楠智彦
パティスリーA・C・L代表
菓子・パン小売業:季節感あふれるケーキや焼き菓子、日替わりのパンを提供する洋菓子店を経営
2023年1月創業、浜松市中央区早出町
「30年ぶりの地元で人生初の開業。
帰国した息子に背中を押されて」
首都圏で30年以上パティシエとして腕を磨いてきた小楠氏。家族の都合で実家のある浜松に戻ることになった当初は、地元の店に勤めるつもりだったと言います。そこにスペインでサッカー選手をしていた小楠氏の長男颯人さんが、新型コロナウイルス感染症の蔓延を受けて帰国することに。颯人さんの「一緒に店をやろう」の言葉で開業を決意します。
起業家カフェでは、実家の駐車場に店を構えて家賃を抑える提案や、条件に合った設計事務所を紹介されるなど、具体的な支援を受けました。「地元を長く離れていて人脈もなく不安を抱えていたが、開業の見通しが立ったことで気持ちが和らいだ」と振り返ります。
現在は小楠氏が製造を、颯人さんがSNSやイベント運営を、さらに次男の直杜さんも加わりパン作りを担当。SNSで評判が広がり、人気店に成長しました。次なる目標は、製造拠点や店舗の拡大。「心に残る商品を作り、地元で愛される店にしたい」と語ります。
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小楠智彦 TOMOHIKO OGUSU
●1967年、浜松市生まれ
●横浜の調理師専門学校を卒業後、都内のレストランに就職。デザート担当を任されたことで洋菓子の世界に魅了される。入店2年後にはパティシエの道に進むため洋菓子店に転職し、以後も複数の店で経験を重ねる。2023年、浜松に帰郷。車2台分の実家の駐車場に長男と店を開き、のちに東京で料理人をしていた次男も加わった
●休日の過ごし方:カフェ巡り
●好きな言葉:偶然は必然である
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