小規模事業者持続化補助金の受付が開始されました(一般型18回・創業型第2回)

小規模事業者持続化補助金 一般型第18回・創業型第2回公募開始のお知らせ
小規模事業者の皆さまを対象に、販路開拓や経営力強化を支援する「小規模事業者持続化補助金」の公募が始まりました。
自社の経営を見直し、持続的な発展を目指す取り組みを後押しする制度です。
●スケジュール
申請受付開始:2025年10月3日(金)
申請受付締切:2025年11月28日(金)17時まで
事業支援計画書(様式4)発行締切:2025年11月18日(火)
※締切後の申請は受付できません。準備には余裕を持ってご対応ください。
●補助率・補助上限額
補助率:2/3(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4)
補助上限:50万円
※その他の特例加算があります。詳細は下部のリンクよりご確認ください。
●補助金の対象者
対象:小規模事業者(法人・個人事業主・特定非営利活動法人)
※対象要件の詳細は下部リンクをご確認ください。
●対象区分
・一般型(通常枠)…商工会議所地区 小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>
・創業型…小規模事業者持続化補助金<創業型>
=初めて利用する方へ=
●小規模事業者持続化補助金とは
小規模事業者が、自社の経営を見直しながら販路開拓や生産性向上に取り組む際、その経費の一部を国が支援する制度です。
補助金には次の2つのタイプがあります。
・一般型:創業3年以上の事業者など、幅広く対象
・創業型:創業3以下の事業者など、幅広く対象(特定創業支援事業者の証明書が必要です)
※対象者・補助率・スケジュールなどの基本条件は共通です。
●補助対象となる主な経費
全8項目のうち、特に活用が多いのは次の4つです。
1.機械装置等費:業務や製造に必要な機械・設備の導入など
2.広報費:チラシ・看板・広告など、販路開拓のための広報活動
3.ウェブサイト関連費:ホームページやECサイトの制作・更新
4.委託・外注費:店舗の内外装工事、デザイン・システム開発の外部委託など
※詳細は公募要領およびガイドブックをご確認ください。
●採択を目指すためのポイント・注意事項
1.事業計画の明確化とストーリー性
採択の可否は「事業計画」の内容によって大きく左右されます。
自社の強みや課題、今後の展望を整理し、次の流れに沿った一貫性のあるストーリーを意識しましょう。
現状→問題→課題→解決策(補助事業)→効果
・現状:内部・外部環境を客観的に把握
・問題:事業推進の妨げとなっている要因を明確化
・課題:理想とのギャップから改善すべき点を整理
・解決策:課題を踏まえた効果的な取組(補助事業)を提示
・効果:取組によって期待される成果を、定性・定量の両面で示す
2.経費の明確化
補助対象経費と補助対象外経費を正しく理解し、適切に区分することが重要です。
対象外経費を含めると、不採択や補助金返還の対象となる場合があります。
3.見やすい申請書を作成すること
審査員は多数の申請書を確認します。文字だけでなく、図や写真、見出しの強調などを活用し、内容を整理して伝わりやすい申請書に仕上げましょう。
4.生成AIを効果的に活用すること
文章作成の効率化にAIを活用することで、短時間で分かりやすい事業計画書を作ることができます。ただし、AIの文章をそのまま使用するのではなく、自社の特徴や実情に合わせて修正・補強することが大切です。
※詳細は公募要領およびガイドブックをご確認ください。