お知らせ

　浜松商工会議所では、３月12日（月）、グランドホテル浜松において第117回通常議員総会を開催し、議員など106人が出席しました。
　冒頭、大須賀会頭から「景気がいいと言われているが、人材不足が著しい。今後の人口減から労働力不足は避けて通れない。外国人労働者について真剣に考えなければならない」と挨拶がありました。
　協議事項では、平成30年度当所事業計画案・収支予算案など５件を審議し、承認されました。30年度の重点事業は、来年のNHK大河ドラマ「いだてん」にちなむ新商品開発支援、自動車産業に大きな影響をもたらす「EVシフト」に備える啓発事業の実施など。
　報告事項では、区再編の実行を促す提言を行ったこと、「設備投資に係る新たな固定資産税特例」により、生産性向上に資する設備投資は３年間ゼロにする要望を行ったことなどが報告されました。
【協議事項】
1 平成29年度 収支補正予算（案）に関する件
2 平成30年度 事業計画（案）に関する件
3 平成30年度 一般会計並びに中小企業相談所特別会計および労働保険事務組合特別会計収支予算（案）に関する件
4 常議員補欠選任に関する件
5 諸規定の変更に関する件
（① 運営管理規約）
【報告事項】
1 浜松市「区再編の実行にかかる提言」
2 「設備投資に係る新たな固定資産税特例」に対する要望結果
3 三遠南信自動車道早期開通期成同盟会 要望結果
4 国道１号線浜松バイパス道路整備促進期成同盟会 要望結果
5 浜松市スマートインターチェンジアクセス道路整備促進に関する要望結果
6 小規模事業者経営改善資金（マル経融資）利子補給事業の継続
7 「浜松シェアビジネス研究会」設立
8 平成30年度 浜松地域ブランド「やらまいか」認定
9 「家康・直虎新商品開発プロジェクト」結果
10 「第4回軽トラはままつ出世市」開催結果
11「新技術・新工法展示商談会」成果報告
12「浜松産の食材でヒット商品を作ろう！プロジェクト」
13「防潮堤寄付・ブロック巡回」活動状況
14人材支援室の活動状況
　当日は、議案の審議に先立ち、叙勲受章者への賀状贈呈、退任役員への表彰状授与、創業100年企業顕彰、会員特別功労表彰が行われました。また議案終了後は、当所青年部から平成29年度政策提言報告があり、山田ビジネスコンサルティング㈱の落合信明氏から、「自動車産業に迫る大変革」と題して、講演がありました。表彰関係は次のとおりです。
【平成29年秋の叙勲】
○ 旭日小綬章（金融業功労）
　 御室健一郎氏 浜松信用金庫 理事長
○ 旭日単光章（産業振興功労）
　小杉昌弘氏 やまと興業株式会社 代表取締役社長
○ 瑞宝単光章（技能検定功労）
　 鈴木行雄氏 株式会社小楠金属工業所 常務取締役
【退任役員表彰】
○ 前常議員 松本好司氏
　 前天方産業株式会社 常任顧問（常議員歴６年11カ月）
【創業100年企業】
○ 株式会社ヤマイチネット
　 大正６年６月創業（防球ネット・魚網製造販売）
○ 株式会社マルト神戸屋
　 大正６年10月創業（パン・洋菓子製造卸）
○ 大池建具店
   大正７年１月創業（木製建具製造販売）
【会員特別功労表彰（現代の名工受賞）】
○ 岩上勝氏 株式会社三創楽器製作所
　 代表取締役社長（弦楽器組立工）　
○ 仙田治興氏　株式会社アンペン　
　 代表取締役社長（広告美術工）

浜松商工会議所平成30年度事業計画･収支予算
基本方針「全員参加で経営力強化と地域の持続的成長」
【事業計画】
次の3点を最重点事業として位置づけ諸事業を実施します。
1 企業の元気づくり〜伴走型の企業支援〜
2 都市力づくり 〜地域の活性化〜
3 強い基盤づくり〜会員サービスと組織基盤〜
　上記事業を柱に、産業基盤の強化を図り、中小・小規模事業所支援、創業・事業承継支援、人材育成・確保支援等の諸事業を実施するほか、中心市街地の活性化と大河ドラマ「いだてん」の
放映を軸に新商品開発支援、健康・医療・福祉産業との連携を構築するとともに、会議所事業への全員参加を実現するよう会員向けサービスを充実させます。
【収支予算】
　各種事業の積極的な展開と、財政基盤の安定・強化を図ることを基本に、12億2千393万円の予算規模となりました。内訳は一般会計9億8千962万円、中小企業相談所特別会計１億9千100万円、労働保険事務組合特別会計4千331万円となりました。

問 浜松商工会議所 総務管理課
　 ☎053・452・1111
　　somu@hamamatsu-cci.or.jp