農業機械の開発に向けた勉強会&見学会
主催:浜松商工会議所 浜松農商工連携研究会 共催:静岡県農林技術研究所
農業機械の開発に向けた勉強会&見学会
我が国の農業は戦後しばらくまで、人力・牛馬力で行われるのが当たり前でした。その様な時代でも、脱穀や治水用の発動機、田畑を耕す際のスキ等は、生産向上の為に様々な改良が行われてきました。
本格的な農業機械化は戦後、稲作関連の機械を中心に発展し、昭和30年前後から耕うん機・防除機と機械化が進展しました。昭和40年代から田植機やコンバイン、更に乗用トラクタが普及し「歩く機械から乗る機械」へと、今日の稲作機械化一貫体系が確立されました。農業機械化により10アール当たりの稲作労働時間は、昭和40年の141時間から平成16年には31時間にと大幅に軽減されています。
稲作以外の機械化も進められており、畑作・野菜・果樹や畜産等の分野でも、労働力の軽減、労働時間の短縮、作物生産コストの低減等が大いに期待されています。更に最近では、機械が適正な操作をアシストする、電子・油圧による自動化が進み、女性や高齢者の方で機械操作が得意でなくても簡単に農作業が出来る環境が整いつつあります。
浜松農商工連携研究会では、農業における労働と土地の生産性を向上し、きつい労働を軽減すると共に増収&増益に寄与する農業機械の開発に取り組み、浜松地域のものづくり技術で農業経営の発展に貢献することを目指しております。本事業はこれらのキックオフとして、農業現場の現状と農業機械に対する理解を深める機会として企画いたしました。是非ご参加ください。
参加無料
◆開催日:平成25年8月2日(金) 13:30~16:30
◆会 場:静岡県農林技術研究所(磐田市富丘678-1)
◆内 容:13:30~15:00
勉強会「農業現場の現状と農業機械の将来性」
・農業現場の現状と機械化の必要性
・農業機械の開発・製品化、流通の仕組み
~農業機械の開発にあたり留意すべき事項について~
・静岡県農林技術研究所で開発している農業機械の紹介
・同研究所と商工業者との連携
15:15~16:30
見学会「色んな種類の農業機械を実際に見よう!」
・静岡県農林技術研究所が保有する農業機械の紹介
・同研究所が開発する農業機械の紹介
(たまねぎ収穫機・レタス移植同時施肥機・レタス収穫機)
◆定 員:50名 ※浜松農商工連携研究会 会員優先
※参加申込に併せて当研究会にご入会いただいても結構です(年会費2万円)
※既に浜松地域新産業創出会議にご登録の企業は1万円の追加負担でご入会が可能です。
◆申込問合先:浜松商工会議所 工業振興課(TEL:053-452-1116 / FAX:053-459-3535)
〒432-8501 浜松市中区東伊場2-7-1