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情報文化・商業・食品・観光サービス部会共催 講演会【消齢化社会】

「大衆」から「分衆」、そして「個」の時代へと続く流れのなか、 生活者の嗜好や価値観は多様化し、まとまりを捉えることが難しくなっています。ところが、博報堂生活総合研究所が続けている長期時系列調査「生活定点」の30年間のデータを分析したところ、従来、年代による大きく異なっていた価値観や嗜好の差が縮小しつつあるという変化が見つかりました。社会のいたるところに“差”が厳然と存在する日本も、こと質的な面でみると、実は“違い”が小さくなりつつあるのです。この現象を我々は「消齢化社会」と名付けました。
今回の講演ではこの変化の背景を解明するとともに、マーケティングの前提ともいえるデモグラフィック属性が揺らぎはじめた社会と生活者の未来を考えます。
消齢化社会とは?⇒消齢化lab.特設サイト https://seikatsusoken.jp/shoreikalab/
●開催日 2023年12月20日(水)15:00~16:30
●講 師 株式会社 博報堂 博報堂生活総合研究所 所長 石寺 修三 氏
●会 場 浜松商工会議所10階 BC会議室
●参加費 無料
●定 員 80名 ※申込先着順
◇石寺 修三(いしでら しゅうぞう) 氏 プロフィール ◇
株式会社 博報堂 博報堂生活総合研究所 所長
1989年に博報堂入社。マーケティングプラナーとして得意先企業の市場調査や商品開発、コミュニケーションに関わる業務に従事。以後、ブランディングや新領域を開拓する異職種混成部門や、専門職の人事・人材開発を担当する本社系部門を経て、2015年より現職。 著書:『生活者の平成30年史 ~データで読む価値観の変化~』(共著・日本経済新聞出版・2019年)など