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| 1.広報とは何か |
「広報」は英語のPublic Relations(パブリック・リレーションズ)の略語である「PR」とも同じ意味で使われるが、パブリック(公衆)=社会とのよい関係づくりのこと。社会というのでは、漠然としているが、企業との利害関係の度合いによって、対象を細分化することで、より戦略化した広報活動が可能になる。 多くの企業が経営方針として「顧客第1主義」を掲げているが、これを広報活動の視点で捉えると、最重要対象を「顧客」として設定することを意味している。この「顧客」には、消費者や取引先などが含まれる。企業それぞれの経営の考え方や社会との取り組み姿勢などによって広報活動の対象の捉え方は異なるが、一般的には次のように広報対象を区分、設定している。
このほか、6.本社・工場・事務所周辺の地域住民、7.業界団体など、8.消費者団体など、9.オピニオンリーダー、10.行政関係者、11.海外関係者などがある。2.から11.までの層は、いずれも1.のメディアを介して、行われる比重はかなり高い。 広報の目的は、企業が自身の事業活動を円滑・有利にするために必要な「環境づくり」といえる。その中にはもちろん、商品の販売促進も含まれるが、それ以上に大きい役割は、事業の意義・理念に対する理解・支持の獲得や事業の社会的合意形成など、経営的課題を解決するための、マネジメント機能としてのコミュニケーション活動である。 |