第2回「モノづくり経営塾」中小企業の強みを学ぶ
2019年01月01日
浜松商工会議所工業部会(前嶋文明部会長)では、「成功企業に隠されたヒント」を学ぶ「モノづくり経営塾」を開講しています。
平成30年度の第2回を11月7日(水)に開催しました。今回は大分デバイステクノロジー株式会社(大分市)の安部社長をお招きして、「だから中小企業は面白い!下請けでも代えがきかない下請けを目指そう」と題した講演がありました。
社長就任時、ほぼ100%大手の下請けだった会社の在り方を見直し、それまでに培った技術を武器に新しいことに挑戦。「下請け作業型企業」から「技術開発型企業」へと変貌させた取り組みをご紹介いただきました。
安部社長から、強い会社とは「世の中の変化に対応できる会社」であり、これは小さな会社の方が有利である。それが中小企業の強みであると説明。またモノづくりにおいて圧倒的な品質にこだわる必要を教えていただきました。
また、毎月の給料袋に封入して全社員に配布している社内報の作成や社員のみならず社長も査定される社長アンケートの実施、改善提案の進化版として、現場から3F(不安、不満、負担)を出し、それをスタッフ側で対応する気づき提案制度など、自社での取り組みの紹介がありました。
問 浜松商工会議所 工業振興課
☎053・452・1116
kogyo@hamamatsu-cci.or.jp