お知らせ

不動産部会講演会 IoTを巡るビジネス・暮らしのあり方を学ぶ

2018年12月01日

 浜松商工会議所不動産部会(安間みち子部会長)では、10月9日(火)、IoT NEWS小泉代表を講師に招き、「暮らし・ビジネスが変わる、IoTを自社ビジネスに取り込むには」をテーマに講演会を開催し、同部会員ほか64人が参加しました。
 講演にて、小泉氏は、「IoTは、さまざまなものがインターネットでつながり、リアルの世界を完全にコピーすることに価値がある」とし、馬車から自動車に移行した産業革命のように、これまでのビジネスのあり方を大きく変える可能性を秘めていると指摘しました。
 世界で取り組まれている事例として、ドイツ発のEVベンチャー(e・GO)、中国深圳のタクシー・バスの自動運転化、アマゾンの棚ロボ、中国の完全自動無人倉庫「JDロジスティクス」など動画を使い紹介しました。
 住宅の将来像について、アマゾンのスマートスピーカー「echo」などスマートホームを紹介。小泉氏は、「音声入力技術とAIを組み合わせると、朝起きてechoに話しかければカーテンが開き、コーヒーを淹れたり、ニュースを音声で流すなど一連の動作が自動化される。さらにAIが人間の行動を予測して最適な反応を示すようになることも可能になる」と言及しました。
 IoT化に不可欠なAIの状況は、① 欧米のIT系が主導しているが、AIの進化には装置メーカーの力が必要である。 ② 遅れを取っていた日本のメーカーもチャンスはあるが中国企業を中心に競争が激化する。 ③ 部品メーカーは、これまでの大手の傘下でビジネスをするか、系列を超え他業界に目を向けるなど独自路線の道を歩むかの選択に迫られている、と指摘しました。
 当日参加した方は、熱心にメモを取るなど関心を集めました。

問 浜松商工会議所 経営支援課
  ☎053・452・1115
  keiei@hamamatsu-cci.or.jp

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